「貧困は倫理観念を阻却しない」

「貧困は倫理違反を阻却しない」

あまりにも低レベルな思考に驚いた。なぜ、大学を出てわざわざ風俗に就くのか理解に苦しむ。また、記事にあるように駒大卒だろうと、風俗以外の職に就いて返済している人も居るだろう。
自己決定、愚行権で、「風俗」を選択しておいて、奨学金制度が悪のような風潮を唱える貧困な思考には呆れる。ましてや、猫に杓子に大学に行く必要がないという大学不要論は、思考停止も甚だしい。単純に、この風俗嬢が「阿呆」というだけであり、それ以上でもそれ以下でもない。
そもそも、風俗で働く方が、余計に結婚などできないが、社会常識もなければ、倫理観念もない馬鹿のせいで、奨学金制度が悪いという批判は妥当性を有しない。

一般企業に就職すれば、一人暮らしでも返済は可能であるし、自身を含めて返済している大多数は、取り上げられることもなく、風俗嬢になって返済するという極めて愚かな自己決定した愚か者を取り上げて、極少数例で、奨学金制度は悪などと言いだせば、失笑である。真面目に返済する人々にまでモラルハザードをもたらすだけでしかない。

あくまでも、古代、中世、近世など貧困による脱却が風俗しかなかった時代は、不幸である。しかし、これだけ、職に溢れて、有効求人倍率も高まり、一昔前のサブプライムローン問題、リーマンショック民主党政権台頭と円高という就職氷河期以来の国難の頃に比べれば、記事にあるように「腰掛け」就職できるわけであり、貧困でさえない。

こうした「甘え」は、貧困による倫理違反を阻却し得ない。

http://news.livedoor.com/lite/article_detail/13445133/