「時代は理系で文系総合大学没落時代」

「時代は理系で文系総合大学没落時代」

文高理低でEラン桃山、追手門人気は、就活で苦しむ文系学生を出す無責任制度。

主流私立大学で、関東及び関西共に名門大学の志望者が減り倍率が下がる。一方、関西では再び摂神桃追などの中堅私立大学の人気が高まっている。

はっきり言ってOBが言うのもあれだけど、摂南、神戸学院、桃山、追手門など滑り止めが過熱しても実際は、ここより上が本命なので、近大、龍谷京産、甲南への人気が主軸なのだろう。しかし、かつて名門で自分の頃は、同志社大学と偏差値が変わらず立命館大学と同レベルだった甲南大学が没落したのには驚いた。もちろん、自分が受験生の頃は、京都産業大学より桃山学院大学の方が偏差値は高く近畿大学と同程度だった桃山一強時代(2004年)。その後、2010年頃から摂神追桃神戸学院一強の時代だった。また、近畿大学の大躍進と、産近甲龍で近大が頭一個抜けた時期でもある。

自分が思うに、文系の人気と書いている産経新聞に違和感がある。明らかに没落している同志社大学関西学院大学関西大学は文系の総合大学であり、薬学部創設や情報学科創設など唯一理系にシフトチェンジした立命館大学が憂き目に遭うのを避けられたと自分は見る。これは理系の総合大学である近畿大学の躍進も同様で、京都学園大学の法人が日本電産に身売りして京都先端技術大学に名を変えてわざわざ工学部を作るなど先見の明を見せたのも、ここにある。現在、摂南大学が、摂神追桃で伸びが低いが理系シフトチェンジに成功しており、文系総合大学である桃山学院大学追手門学院大学に溢れた中途半端な偏差値で、今後、就職難に遭うであろう文系学生が集中しているとしか読めない。

時代は理系であり、京都産業大学龍谷大学が理系学部ばかり作り、近畿大学を模倣して農学部を創設しているのは、明らかに低倍率だが確実に需要のある分野を狙っているからだ。今後は、立命館大学近畿大学摂南大学など理系にシフトチェンジした私学は生き残れるが、同志社大学関西学院大学関西大学甲南大学桃山学院大学追手門学院大学は文系の総合大学なので苦しめられる展開が続くことが予想され、同じく文系の総合大学である龍谷大学なんかはかなり苦労が予想され佛教大学なんかも同様で、理系が強い京都産業大学は外国語学科の強みを活かせば伸びるがいかんせんキャンパスの立地条件が最悪である。

 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181230-00000530-san-soci.view-000